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2015年8月14日 (金)

パソコンの処理速度低下の原因と改善

あるところで、パソコンの処理速度が遅くなってきている旨を書かれている方がおられました。また、知人にも速くできないか?と聞かれたこともあり、考えられるところを書いてみました。これまでの自分の経験も盛り込んで書いています。皆さんの参考になると幸いです。

パソコンを導入して使い続けていくと、各種のアップデートや色々なソフトウェアをインストールすることが増加していき、OSの肥大化とレジストリ(設定情報)の増加で、軌道までの時間がかかることになります。

OSについては、WindowsのようにUpdateが毎月あると随分と増加しているのではないかと思います。更新プログラムの置き換えや追加もあるので、長く使うと大変な量だと感じています。実際のところ、Windows8.1 Pro 64bit版とOffice 2013 Pro版がインストールされているPCだと、毎回のように数百MB~1GB以上のファイルをダウンロードして更新しています。これにより、起動時に読み込むファイルも増加し遅くなっていく原因でもあります。

私がメインに利用しているOSは、Windows7ですが、Internet Explorer(以下 IE)も当初から何度もバージョンアップしてきており、IE11になると動作不安定になり、表示途中でエラーストップも増加しました。長く使いこんで、何度もバージョンアップすると不安定になることもある一つだと思います。Windows8.1だと最初からIE11だから、あまり関係ないですね。ただ、個人的には、Windows7には、IE11をインストールしないです。

また、メーカー製の一般向けPCにみられる色々なソフトウェアを満載したものだと、使わないソフトウェアが動作の邪魔になっていることもあります。過去に職場でOSの再インストールから設定までを依頼されたときには、本人に使わないソフトウェアを聞いてね片っ端から削除しましたが、結果的には動作が軽くなりました。

使わないソフトウェアについては、アンインストールしたとしても、完全に消えていない場合もあり、見かけ上消えているだけの場合がありますので、OSを再インストールした直後に削除することも一つの手段です。ただ、ウイルス対策ソフトは絶対に必須なので、削除しないことが肝心です。

次は、搭載するメモリですが、OSの肥大化やソフトウェアの追加により、消費するメモリの量が増加していきます。また、グラフィックボードを搭載していない場合は、画面表示のためにメモリを随分と消費している場合があります。OSが32bit版の場合は必ず4GBを搭載すべきだと思うし、64bit版だと8GBは搭載したいところです。私が使用しているWindows7 Pro 64bit版だと、ためしに再起動したところ約1.9GBを消費しています。ここメールソフトを起動すると約2.1GBを消費しました。メモリは通電時の作業領域のようなものですが、メモリの空きがなくなるとハードディスク上に作業領域を展開し始めます。ハードディスクへの読み書きはメモリに比較すると非常に遅いので、動作が遅くなる原因でもあります。

ここで、ハードディスクですが、起動ドライブ(Cドライブ)の空き容量も重要なポイントです。ずっと以前は、起動ドライブの空き容量が30%以下になると遅くなり始めると言われていました。ただ、最近のPCは大容量化しているので、起動ドライブが不足を起こすことはないと思うし、30%程度は過去の話かもしれません。ただ、目安としておくことで安心だと思います。

これまでの自分の経験として、遅くなったときに実際に行ったことは次の通りです。

1.必要なデータは外付けハードディスク等にバックアップして、パソコンにOSを再インストールする。
2.IEをバージョンアップする場合は、目的とするバージョンへ一気にあげること。
3.メモリは32bit版OSは4GB、64bit版OSは最低8GBを搭載。
4.メーカー製PCの場合は、OSインストール直後に不要なソフトウェアを削除
5.起動ディスクをSSDに変える(自作PCの場合)。
6.互換性のある高速なCPUに取り換える(自作デスクトップPCの場合)。

1~4番目は効果的だと思います。

なお、メーカー製PCだと5番目は保証がなくなるから、知識がない人には、ちょっと難ありかもしれません。ただ、最近は移行ツールが添付されているものもありますから、その辺りはインターネットで調べてみるといいかもしれません。

6番目は、マザーボードに関する知識がないとお勧めできません。私は過去に高速化のためメーカー製デスクトップPCでも自己責任で取り換えたことはあります。ノートPCは難しいです(ほぼ無理だと思います)。

最後に、ちょっとした運用テクニックです。

・デスクトップには、不要なデータを大量に保存しないこと。もし、PCのハードディスクがCドライブとDドライブに分けてあるなら、データはDドライブに保存することがポイントになってくると思います。

・マイドキュメント・マイピクチャ・マイミュージックも肥大化する傾向があるので注意が必要です。ずっと以前に、勤務先の社員から自宅PCのメンテナンスを依頼されたことがありますが、異常にCドライブの空き容量がないので確認してみると、写真と音楽ファイルが膨大な量になっており、Cドライブの空きがほとんど無い状態になっていました。これらのデータをDドライブに移動してしまうことで、起動時間や通常の動作に顕著な
差が出ました。最近はレンタル店でCDを借りてきてPCに保存していることが多いと思うのですが、気を付けなければならないことは、iTunesをインストールしている場合です。標準では、Cドライブの中のフォルダに保存されていますが、ハードディスクにDドライブがある場合は、Dドライブに保存するよう設定を変えること。意外と溜まっていることが多いですよ。詳細な設定はインターネットを検索したら出てきますので、お試しください。
・インターネットからのフリーソフトのダウンロードとインストールには十分注意してください。便利なようでも、PCの動作に影響を与える不要なプログラムを仕込んだものも見受けられます。絶対に安全だというもの以外は、実際に使用されている人のプレビューをインターネットで読んでみるのもいいと思います。私の家族にもいましたが、便利だと思うフリーソフトにも問題のあるプログラムが仕込まれていたことがありました。

ざっと書いてみましたが、参考になれば幸いです。基本的には、私が実際に行ったことの1~4を行うと効果的だと思ってます。

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